2月 4日, 2005 40号

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平和と地雷: 若者活動

1月13-14日、YMAAP(Youth Mine Action Ambassador Programe)のウイニペッグの支部で”平和と地雷: 二つの活動を広げるシンポジウム”が 22人の高校生の参加で開催された。参加者は 地雷廃止の世界活動に ついて紹介されるのみでなく 政府との取り組み、会議の開催、報道関係との接触について具体的な知識を得た。

地雷による死者は化学、生物、原子兵器によるものをあわせた数を越える。地雷をしばしば”スローモーションの大量殺人兵器”と呼ばれている。 若者たちは 1994年の初めに始まった地雷廃止運動に参加してきている。 運動開始後10年たった今143カ国で地雷が廃止された。 しかし、地雷は いまだに一般民を多大な被害を及ぼしている。

難民と地雷

人民差別、紛争、と地雷のセッションで Enisa Zildzicさんは 難民及び国境内避難民への地雷の被害について紹介した。地雷によって影響されている国々には 4億人以上の難民及び国境内避難民がいる。 紛争が終わった後でも、 残された地雷が故郷へ帰り安全な生活を営むことへの障害となっている。特に農作地は 紛争後も地雷の危険が高い。 地雷の埋められた地域に戻った人達は 地域の掲示もほとんどなく、 どこに地雷が埋められているのか知らずにいることが多い。また自分たちで地雷を廃棄しようとしてかえって地雷の被害者になり命を亡くしたり、重度の怪我をおうこともよくある。 未発の地雷を見つけたりして遊んぶ子供達の犠牲者も後を絶たない。 地雷の回収廃棄は 多くの国で行われているが とても時間と費用がかかる作業である。 地雷の存在は 紛争解決後も 社会の回復と人種間の和解を進めるための障害となっている。 地雷の爆発は 絶え間なく紛争の記憶は呼び起こすもととなっている。

文通運動

リスペクトの文通運動は 世界中の難民生徒と一般の生徒達の間の文通を広げるを目的としている。リスペクトは過去数年様々な国の難民学校と連絡をとってきている。 一般の生徒たちに難民の生活を文通を通し直接学ぶ機会を与えることにより、難民への援助の促進に貢献しようとしている。また難民の生徒たちに 彼らの生活について語る機会を与え 国際社会との関連を感じさせることができるよう願っている。

シンポジウムは 生徒たちにこの文通運動に参加する機会を提供した。 アフリカ西部のモハム難民学校の通っているリビア、シアラリオン、ギニア人の生徒からの13通の手紙が 文通参加希望者に渡された。 なかには 二通返信を書く熱心な参加者もあった。

シンポジウムの参加者は 学校や地域社会で実用できる知識を身につけ、ある生徒達は学校のクラブ活動をとおし地雷問題の認識を高めたり また地雷排除のための資金集めを始めた。 また シンポジウム通して 環境問題や平和運動に積極的に参加するようになった生徒たち、海外援助のための有志活動に興味をもつ生徒たちもいる。 

地雷廃止に合意しない国がある限り また 少なくとも70国に残っている6~7億の地雷が安全に回収されるまで 地雷に対する運動は終わらない。 世の中から地雷の脅威を排除するにはまだまだ長い道のりである。

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