12月10日, 2004 36号

 目次に戻る

日本の生徒たちによる手紙交換への参加

毎日の学校教育のうえに塾に通う普通の日本の高校生にとっては 一般の課外運動は贅沢なものである。 しかし 和歌山県の粉河高校生徒39人は それにもかかわらずリスペクトの手紙交流に参加している。

JETプログラムによるカナダからの英語の補教師であるジュリ ウインデバンクさんの率先により  2年生の一クラス39人が文通をおこなっており また他のクラス40人は最初の手紙の届くのを待っている。 学長から簡単に許可が降りるとともに 他の教師と生徒達は ともにアフリカの生徒たちとの手紙交流のアイデアに大変興味を示した。 このプログラムは 国外に旅行したことのない多くの生徒たちに他国を紹介するのみでなく 日本のような平安な生活のできない地域のあることを再認識する助けとなる。 

文通相手の難民校は シアラ リオン,ユガンダ、ギアナの国々にある。 他国の状況を知るほかに 日本の生徒は英語による文通にとても興味を持っている。  リスペクトの文通運動は難民問題にたいする認識を高めるのみでなく、生徒たちの英語の学習にも役立っている。  本来の手紙の内容を保つとともに 英語の補教師としてジュリさんは 生徒の手紙の校正、修正を手伝っている。

英語教育と国際社会教育を組み合わせた文通運動の導入は 英語の補教師として来日する教師たちにとってまたとない教育の機会である。  現在は 他の教師によって英語での手紙の書き方に強調がおかれる 傾向にあるが ジュリさんは生徒達の興味を生かし アフリカでの生活状況を学び難民問題について理解を深めるようにもっていきたいと語っている。  最後に ジュリさんは いつか 生徒たちが日々戦争の影響下で生活している人達をおもい 援助の手をさしのべるように祈っている。

 目次に戻る