10月 1日, 2004 31号

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世論

ミレニアム開発 ウガンダの将来?

北ウガンダ地区では およそ50,000人の生徒が闘争を避けて地域の学校を離れたと 推測されている。 北ウガンダ地域での戦争は何千人にも及ぶ地域民の避難を強いらげ、 そのほとんどは 現在国境内避難民キャンプ(IDP)に とどまっている。この戦争により 多くの、特に若者や女性が、亡くなったり、誘拐されたり、またHIV/AIDSに感染したりし 多くの孤児を残している。 

もっとも影響の深い地域は グールー、リラ、アパック、パダー、及びキツグムである。 なかでも キツグム、グールー、パダーの状況はもっとも深刻である。 この5地域で 共通基礎教育(UED)に登録した後 登校しなくなった生徒数は:

  • リラ: 生徒数 12,000人
  • アパック: 生徒数 11,000人
  • グールー: 生徒数 10,000人
  • パダー: 生徒数 8,000人
  • キツグム: 生徒数 5000人

登校しなくなった総生徒数は 2003-2004年で 50,000人に いたる。共通基礎教育(UED)は 登録者に基礎教育を保障するはずだが 戦争によって これらの地域では現実にはその恩恵は行き届いていない。はっきりした統計がないので 実際に登校していない生徒数は 50,000人をはるかに上回るかも知れない。


親愛なるキラマ ジェフリー オイク君は 2003年5月に反乱兵によって 殺された。  中学校2年生だった。 今日 私達は 18年にわたるアチョリ地区紛争によって命を喪った人達に黙祷をささげるため 集まった。 

ウガンダでの闘争に 特に多くの生活が乱されている北部においては, ミレニアム開発の目標は  ほとんど効果がない。

... ミレニアム開発は 人々の選択、自由、権威をひろげることにより 生活の向上を目的とする。

貧困は 北部にみられる収入不足だけによるものではなく、満ち足りた建設的な生活を営むに必要な基礎的な土台不足による。 多くの地域は 貧弱な健康状態にあり、 政治的意向の決定に貢献する機会もなく、自分たちの将来を左右する権利さえ喪失している。このような人権の喪失は 単なる経済的貧困からの別慮を必要とする。

ミレニアム開発の目標は 人々の選択権を限定する状況を緩和することであり、 根本的な人材教育には及ばない。 ウガンダ北部での人材教育の問題は ミレニアム開発の目標からは程遠いものである。 ミレニアム開発に明言されているように ミレニアム開発の成功は 発展、平和、 そして21世紀の世界で認められている基本的な価値に合った人権の保護によって はかられる。 つまり:

  • 自由権. 男女ともに 権威を持って 飢餓や武力の恐れのない、制圧や不平等のない生活を送り 子供を育てる権利がある。
  • 平等
  • 協同一致
  • 寛容. 人々は 宗教、文化、言語の差にかかわらず、お互いに尊敬しあうべきである。異なった社会の間の差は 恐れたり または 抑制しようとするものではなく、 人間性の大切な財産としていつくしむべきものである。 すべての文明諸国を通し平和と文化交流を促進することが必要である。
  • 自然への尊敬
  • 責任分担

ウガンダ北部では、人権、自然に対する尊敬がまったくなく また責任を分担する意思もない。

上記の基本的人権が国際社会で認められているなかで なぜ 50,000人の生徒が登校できないでいるのか? なぜ 国境内避難民キャンプ (IDP)での 2003年の6%のHIV/AIDS感染者数が 2004年には12%まで増加しているか? また 健康管理施設の不足、誘拐、殺人など 例を挙げるときりがない。

これらすべては 世界中の隅々に広まる兵器使用の結果である。

これらの兵器使用によって 私たちの美しい故郷は破壊され 人々は飢餓に面している。AKー47銃の使用により、 人々は家を捨てざるおえない状況に追い込まれ HIV/AIDS感染や貧困が広まり、健康管理施設の不足、誘拐、殺人、そして 平和の破壊に至っている。

どうか、どうか 殺人的兵器の供給を停止してください。

どうか 私たちの祖国の回復と平和の復帰を助けてください。

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