3月5日, 2004 16号

 目次に戻る

 シアラリオン:逃亡体験プロジェクト

アリマミ セコウ バングラ氏との対談

キャサリン ハリス

EZINE記者: あなた自身について少し話してもらえますか? どのようにしてiEARNに参加するようになったのですか?

バングラ氏: 私は 教員でHIV/AIDS事業の促進につとめているアリマミ セコウ バングラです。

私は シアラリオンで 8年間教師をしました。北部シアラリオンのポートロコにある農業技術施設(1991~1994)、フリータウンのアルバート中学校(1998~2000)など で教えました。 社会科への興味からiEARNシアラリオンの教育部門の転換に関わることになりました。現在はフリータウンの公立の中学校で教えています。 私の経験と知識を生かしてiEARNシアラリオンを通してシアラリオンでHIV/AIDSに感染した人達の生活の意義を取り戻せるように教育運動に取り組んでいます。私は ミルトン大学の教育科を卒業しました。 シアラリオンのような発展途上国の地域のテレコミュニケ-ションの開発に貢献したいと思っています。

シアラリオンのiEARNは日々成長している生徒達のネットワークで 多くの報道機関でiEARNがどのようにして生徒達の生活を改善するかについて取り上げられています。 たとえば イサメル デービエス君はiEARNについて直接私に問い合わせてきました。彼はiEARNをインターネットをとおして世界中の各国と交流をし理解を深めるための秘密の扉のように期待しています。


EZINE記者: iEARNの目的は何ですか?

バングラ氏: 過去3年間、シアラリオンの子供たち、若者、難民のインターネットへの接続を可能にすることへの関心が高まってきました。 たとえば、シアラリオンのiEARNは情報社会に必要な能力を、また家族、地域に影響する国際問題について客観的に考える能力を若者に育むために発足されました。 また私たちは地域のインターネットセンターを設置することにより 闘争が子供たちや女性兵士に深い影響を与えている地域の難民の子供たちや若者の声を 世界中の人と分かち合う機会を作ることを目指しています。iEARNHIV/AIDSキャンペーン、 PEACE, No WAR Zone、技術教育、麻薬廃止運動、若者の教育を 目的とした有志による国際社会運動団体と協力し 生徒や若者、教員、成人たちに音楽などの身近な手軽な方法でその目標を伝えようとしています。


EZINE記者: どのようにしてiEARNとリスペクト間の協力が始まりましたか?

バングラ氏: 長い話で私はもともとのきっかけは知りませんが、私がリスペクトに関連するようになった機会について話しましょう。 まず最初に 公立の難民中学校でシアラリオンのiEARNの特にHIV/AIDSの健康問題に関する責任教師として教えていたとき、 長年の友人でありiEARN責任者であった アンドリュー ベンソン グリーン Jr氏から彼の長年の友人であったリスペクトインターナショナルの責任者であるマーク  シェーファー氏に紹介されました。マーク シェーファー氏はグリーン氏が カナダ大学で開催されたアフリカーカナダ若者シンポジウムに参加できるように援助しました。私はその機会を利用しマーク  シェーファー氏に私のシアラリオンのiEARNでの経験を説明しました。 マーク シェーファー氏は私のiEARNにおける努力をとても好感的に受け取り ”アリマミさん  話を聞かせてもらってとてもありがとう。iEARNにおける建設的な体験やHIV/AIDSの認識を 高めるための重要な運動の進展を聞いてうれしく思います。他の難民学校の生徒や教員がリスペクトの運動に参加するように呼びかけてくれませんか? 今年はシアラリオン がリスペクトの主要参加国になるように期待しています。リスペクトの文通運動に参加する学校があったら、ぜひ連絡してきてください。 もちろん参加申込書を郵便で送ってもらっても結構です。  リスペクトに参加した学校は リスペクト難民学校のwebサイトリストに加えられます。 運動が伸びるとともに このwebサイトリストは参加校へのよい資料となると思います。 また難民学校の 存在を世界に知らせる機会を与えることができます。” それが私がリスペクトの難民学校参加書を各学校に配布しだしたきっかけです。


EZINE記者: リスペクトはどのようにあなたの地域を助けていますか ?

バングラ氏: まずEZINEに紹介される機会を頂き感謝します。生徒たちは文通によって新しい友人を作る機会を喜び長い友情の 始まりになるように願っています。 リスペクト/iEARNの学生の音楽を通し,日々の生活において連帯感と友情を育むことでリスペクトはこの地域の発展を助けています。 また音楽を通し 戦争によって傷ついた心を癒し 平和と友好の促進しています。


EZINE記者: シアラリオンの若者たちは他国の子供たちと交流することによってどんなことを学んでいますか?

バングラ氏: 交流を通して子供たちは多くのことを学んでいます。

  1. 手紙を書く能力の上達
  2. 写真を通して他国の文化を学ぶ。
  3. 新しい組織運動や音楽技術について学ぶ。


EZINE記者: 昨年のもっとも大きな成功はなにですか?

バングラ氏: シアラリオンのiEARNの責任者になったこと。 またカナダとシアラリオンの生徒達の間の文通を開始したこと。 HIV/AIDSについては オランダのiEARN責任者のボブ ホフマン氏と共同で運動は始めたこと。 この運動は ”僕たちのまわりHIV/AIDSについて2003-2004 www.iearn.nl”と 世界各地の15校が参加しています。


EZINE記者: 地域の人達はどのような困難に面していますか?

バングラ氏: シアラリオンのこの地域はいろいろな問題に面しています。家屋や食料、衣服など基本的な必需品を確保することから、 子供たちを空腹のまま学校へ送り出さなければならない状況、交通機関の欠如。 ほとんどの子供たちは空腹のまま学校へ行っています。 ICT施設の不備及び学校内での屋内、屋外施設の不足は生徒達の発展を妨げています。


EZINE記者: 人々はどのように状況に対処していますか?

バングラ氏: 地域関係者はこれらの問題に対応するためADDRA, CARE, DSI-SLなどの支援団体と連絡し シアラリオンの子供達の状況を説明し人道的援助を求めています。 しばしばこれらの支援団体は日用必需品(食料、衣服、家屋など)の配給を通して援助の手を さしのべています。さらに シアラリオンiREANの担当者の個人的寄付により 闘争に影響されている地域の若者のセンターへの行き来が可能となっています。 子供達の悲惨な状況を訴えるラジオやテレビ報道もiREANの担当者によって可能になりました。地域アクセスセンターの設立は 戦争に影響された若者たちを助け 戦後の再建能力の一端としてICTアクセスを確保するのに役立っています。

私たちは楽器やビデオカメラの借りて対応していますが、生徒達はこれらの備品の遅れによく不平をもらします。


EZINE記者: シアラリオンの将来に何を望んでいますか?

バングラ氏: よりよいICT施設と交通機関を確保することが  1番です。また子供達の音楽への興味が満たされるように楽器やビデオ機器が手に入りもっと他国の子供たちと交流ができるように願っています。

 目次に戻る

 シアラリオン:逃亡体験プロジェクト